保育士の資格と保育士の仕事

保育士の仕事と保育士の資格についての情報など

雇用情勢

保育士資格を持つ方の雇用情勢、というのは、・・・私は、買い手市場であると思って
おりましたが、最近に限って申しますと、どうやら、売り手市場であるらしいのです。
保育園の方で、募集の広告を出しても、応募者が、集まらないんだそうです。

保育士資格を持って、保育士の仕事をしていない方、というのが、沢山いらっしゃるだろう、
という私の読みが浅かったのか・・・。いえ、この点に関しては、私の読み通りであるらしい
のですが、保育士という仕事は、仕事がきつくて、責任がとても重く、そのわりには、
報酬の水準が低い・・・というのは、よく言われることですね。

こんな仕事ですから、保育士の資格は持っていても、現場で働くのはいやだ・・・
というような方も、少なからずいらっしゃるのでしょう。たしかに、保育士の仕事は、
きつそうで、責任も本当に重そうです。なにしろ、沢山の園児の命を預かる仕事ですから・・・。

ちょっとした不注意が、園児の安全を脅かすことに繋がってしまう、となれば、
子供が好きだ、ということだけでやれる仕事ではないですよね。そういうことには容易に
想像が及ぶのですが・・・それでも、保育士さんのなり手がいない、という現状については、
私においては、まだ、把握しきれていないようです。

機会があれば、保育園の現場を見てみたいものですが、私立保育園において、
保育士不足の兆候がよく見られるようですね。公立保育園は、まあまあ、だそうです。

保育士の資格 2

“園児募集の方法というのは、いろいろあるのでしょうけれど、やはり、子どもと、資格を持った保育士との笑顔や愉しそうな声を、見てもらい、聞いてもらうことが一番の集客になりますかね。私のような子どもが、園から脱走してくるのを見られたりしたら、大変ですねえ。保育士資格修得の過程で、子どもの気持ちを十分に聴く、というような項目はきっとあると思いますが、保育士を目指す皆さんは、資格を取るためだけではなく、そこのところを、しっかりと勉強してくださいね。資格があるかないか、ということよりも、そういう保育士さんが沢山おられる保育所に、私は、自分の子や孫を預けようと思います。” ここのところ、保護者が、どんな保育園に子供を預けようか、と考えるヒントになるかと思って、再掲示することにしました。保育士さんというのは、保育士の資格を持っていればそれで事足りる、ということではありませんよね。そのことは、保育士資格に限ったことではありませんが・・・。私は、そろそろ、孫が出来ようか、というような年齢になって来ました。目が疲れて、一日机仕事をすると、夕方には、視力の回復トレーニングをしないといけないな、と、思うような年齢です。そんな私ですが、今度は、孫が出来たら、資格を持っているというだけではない保育士さんが沢山いらっしゃる保育園を探して、そこへ、私の孫を預かって戴こうと思っております。保育士さんの資格のことになると、どうも、私は、多弁になってしまうようですね(笑)。

新たな途

再び昔話なんですが・・・昔から、子育てに関する悩みは、どの親御さんも、抱えておられました。ステレオタイプな言い方ですが、高度成長が息切れするあたりまでは、まだまだ、親世帯との同居、という家庭が沢山ありました。その辺りから、急速に核家族化が進行した・・・という流れなのですが・・・要するに、自分の家でなくても、近所に、子育てに関してのノウハウのあるお年寄りが居て、若い母親に、有形無形の援助をしてくれていた、ということなんですね。段々と、そういった、“ベテラン”からのアドバイスを受ける機会が減ってきた、ということは確かでしょうね。どこかのテレビ局がつくった言葉でしょうけれど、“無縁社会”なんてことが当たり前に言われるようになってきた・・・。こういう時代背景では、例えば保育士の資格とキャリアを持った方が、例えば子育てアドバイザーのような役割を果たして下さったら、地域において、本当に素晴らしい効果を期待出来るのではないでしょうか。こういう、子育てアドバイザーのようなことを、全く無償で、ボランティアでやる、ということも、なかなか難しいかもしれません。ですから、職業として成り立つような途もあれば・・・というふうに思います。子育てアドバイザーとしての資格認定などをして、有資格者が仕事をすれば、なんらかの報酬がある、というふうなシステムはつくれないものでしょうか? 先程のMさんのような方のマンパワーを活かす方法として、こんなやり方は如何でしょうか?

親御さんの声 2

“そりゃあ、卒業して、保育士の資格を取り立ての若い保育士さんも、初々しくっていいけれど、資格取り立ての保育士さんばかりだと、やっぱり、不安ですよね。なんといっても、経験豊富なベテランの保育士さんが現場にいてくれれば、それだけで安心です”
実際に保育園に子供を預けておられる親御さんの声です。保育園の主任保育士さんに訊くと、この点、出来るだけ配慮して、ベテラン保育士(勿論有資格者です)と、資格取りたての保育士、という組み合わせで、資格取りたての保育士さんに対する教育も兼ねて任用する、ということであるらしいですが・・・。そういう任用を心掛けていても、保育士資格を持ち、相応のキャリアがあって、現場復帰への意欲もあるベテラン保育士の方が、現場復帰を果たせずにいる、という例が、少なくとも私共の地域では、少なからずある、ということです。これは、地域におけるマンパワーのロスである、というふうに、私共は考えます。保育士資格があって、キャリアもある方が、保育の現場に復帰出来ないのなら、そういう有資格者の方々が、資格取得の際に身に付けた理論や知識と、現場で培ったキャリアとを活かして仕事が出来る場がないか、という方向で、いろいろと考えるわけです。保育園に子供を預けている親御さんの声として、こんなのがありました。“子育てについて、いろんなアドバイスをしてくれる人が居れば、とても有り難いんですけれどねえ” アドバイスもそうですが、いろんな、子育てに関する悩みを、受け止めて聴いてくれる方がいらっしゃれば・・・。

親御さんの声

私が保育園児だった、遠い昔(笑)の、僅かな時間、当時の保育園には、資格を持った保育士のみが勤務していたわけではなかったように思います。前の記事でも書きましたが、当時は、保育士さん、とは呼ばずに、保母さん、と呼んでいました。男性の保育士、というのも殆どいらっしゃらなかったでしょうし、保母さん、でよかったのです。で、保母さんと呼んでいるから保育士の資格が必ず必要ではない、というわけではありませんでしたが、保育士資格のある保母さんと、保育士有資格者ではない保母さんとが混在していたように思われるのですが如何でしょうか? このあたり、当時も、規定というか、基準というものがあったでしょうから、そこはきちんとクリアしていたでしょうけれど、パートタイマーのような形で、保育士資格のない方が働く余地が、当時は、あったように思えます。
ところが、昨今では、保育士資格を持っていても、保育園などの現場で働けないMさんのような方が珍しくない、ということです。Mさんが仰っていたように、少子化、ということの影響もおおきいでしょう。しかしながら、保育園に預けたいのだけれど、預けられない、という、話も少なからず聴くのです。実際に、保育園に子供を預けておられる親御さんに話を聴くと、現場で、資格を持った保育士の数を増やしてほしい、という意見も少なからずありますね。“資格を持ったベテラン保育士”に対する需要、というものは、実は、少なからずあるのではないかな、というのが、私における印象なのですが、この点、如何でしょうか?

現場復帰

保育士資格を持っているけれど、現在、保育士として仕事をしていないMさん、長らく現場から離れていましたが、保育士としての資格を活かして、現場へ復帰したいと考え、元いた保育園を始め、あちこち、当たってみたそうです。
“私が現役だった頃とは、まるで様変わりしています。まず、資格を持った保育士というのが、この地域では沢山いて、採用側としては、同じ有資格者ということなら、人件費を安く抑えられる、新卒か、もしくは、なるたけ若い保育士を採用するんですね。まあ、これは、どの業界でも同じでしょうけれど・・・”
“保育士の働き場、というのが、減っているようにも思えます。少子化の影響でしょうか。保育園ごとに競争が激しいんですよね。園児獲得の・・・”
Mさんは、地域でいろいろ当たってみたそうですが、有資格者として保育園に勤めることは、半ば諦めた、とのことでした。ブランクがあるとはいえ、有資格者であって、保育士として5年間のキャリアがあるM]さんです。現場に復帰出来ない、というのは、なんとも勿体ないなあ、なんて、門外漢である私などは、そんなふうに思います。また、保育士の資格って、確か、保育系の短大を卒業しないと、受験資格を得られなかったんじゃないでしょうか? 簡単に取得出来る資格ではない、というのが、私の印象ですが・・・。それに、国家資格ですよねえ。保育士資格は・・・。それなのに、一旦現場を離れてしまうと、実質上、復帰は難しい・・・少なくとも、私共の住んでいるこの地域では・・・ということなのでしょうか?

話を聴く

最近、立て続けに、保育士資格を持っている方と話す機会がありました。また、保育園へ子供を預けている親御さんの話を聴く機会も、少なからずありました。偶然かとも思われるのですが、保育園児の親御さんの話を聴く機会、というのは、年間を通じて、コンスタントにあります。ただ、保育士資格を持っている方で、現在保育士として仕事はしていないんだけれど・・・という方のお話を、複数の有資格者の方から、短期間に、集中してお聴きする、という経験は、私にとって、初めてのことでした。
こういう、保育士や、保育士資格や、保育園のことについての記事を書いたから、ということではないと思います。そういう意味では、偶然、ということになるかもしれません。ただ、保育士資格を持ちながら、保育士として仕事をしておられない、という方が、地域の中で、私の想像を超えて多くいらっしゃるのだな、ということは、強く思いました。保育士(資格を持っているけれども仕事はしていない方)さんや、保育園児の親御さんから伺った話を紹介しながら、保育士の仕事や、資格、そして、保育園の在り方についてなど、私なりに考察したことを、書いていきたいと思っております。どうぞ、お付き合いください。
“保育士として仕事をしたいんですけれど、働き口がないんですよねえ”
Mさんは、保育士の資格を、短大卒業時に取得されて、卒業後、約5年間、私立の保育園に、保育士有資格者として勤務していました。妊娠、出産を機に退職し、暫く子育てに専念しておられたとのことですが、子供が小学校へ上がって子育ても一段落し、保育の現場に復帰したい、と思い始めていたそうです。

保育士の資格

園長先生というのは、いま、考えると、壮年の男性だったのだと思います、しかし、そのときの私は幼児で、園長を務める目の前の男性のことなど、怖い顔をした老人にしか見えませんでした。

“どうして逃げるんだ?”

周囲を複数の保育士(資格を持った保育士)に囲まれて、怖い顔をした園長に尋問されると、私は、居たたまれなくなって、その場から、全速力で逃げ出しました。たとえ、周囲の保育士たちに、私を止めようという意思があっても、きっと、果たせなかったでしょう。私は、園長室のドアを体当たりして空け、内履きのまま、外へ飛び出したのでした。

今度は誰も追いかけてきませんでした。
私と、保育園や保育士さんとのご縁は、それきりでした。
私を終日保育園に預けることを母は諦め、パートの時間を調節して、私を、半日で終わる幼稚園へ通わせることにしました。幼稚園にも、保育士資格を持った保育士さんが何人もいらっしゃったと思います。幼稚園で私を担当して下さった保育士さんのことは、本当によく覚えています。保育士さんとの信頼関係も、篤いものがありました。

いまでも、私が脱走を繰り返した保育園の前を通ります。子ども達の声が聞こえてきますし、保育士さんたちの声も聞こえます。園児募集の立て看板を見て、我が子をこの保育園に預けようとお考えになる親御さんも少なからずおられるでしょう。集客、と言いますか、園児募集の方法というのは、いろいろあるのでしょうけれど、やはり、子どもと、資格を持った保育士との笑顔や愉しそうな声を、見てもらい、聞いてもらうことが一番の集客になりますかね。

私のような子どもが、園から脱走してくるのを見られたりしたら、大変ですねえ。
保育士資格修得の過程で、子どもの気持ちを十分に聴く、というような項目はきっとあると思いますが、保育士を目指す皆さんは、資格を取るためだけではなく、そこのところを、しっかりと勉強してくださいね。資格があるかないか、ということよりも、そういう保育士さんが沢山おられる保育所に、私は、自分の子や孫を預けようと思います。

園長先生

預かった子どもを安全に過ごさせることが、保育士(資格を持った保育士)の仕事の最も重要な職務のひとつでしょうね。
と、なると、私のように、保育園から脱走しようとするような子どもに対しては、監視が厳しくなるのは致仕方ありません。そのことも、保育士有資格者、としての大切な仕事ですから。
私のことを嫌っていたり、憎らしかったりするわけではないのでしょうけれど、“大脱走”を試みた私に対する、保育士さんたちの目には、厳しいものがありました。
厳しい、と感じたのは、感じた側の私の方に問題があるからかもしれません。しかし、もう、脱走させないように、と、いう方向で、保育士さんたちが互いに強調して、常に私を監視の輪の中へ入れていたことは確かでした。そういうことが、保育園の中で、幼児を益々孤立させるだろうことは、想像に難くありません。
実際、そのときの私は、追い詰められていました。追い詰められている、と感じていた、と言い換えておきましょう。相変わらず、昼寝の時間は苦痛でしかありません。
で、とうとう、やってしまったのです。また・・・。そうです。大脱走です。
そのときは、すぐ後ろを保育士さんが追いかけて来て、家に着く前に、掴まってしまいました。私の逃げ足は、相当なものだっただろうと思うのですが、女性とはいえ、大人の足にはかないません。その保育士さん、足には自信があったのかどうか・・・。とにかく、私は。その保育士さんに掴まってしまいました。(足が速くなければ、保育士資格も取得できなかったりするものでしょうか?)
で、すぐさま、保育園に連れ戻され、有無を言わさず、園長室へ連行されたのです。

大脱走

1回目は、大騒ぎになったようです。こっそりと、素早く、巧妙に脱走するので、保育士さん(資格を持った保育士)たちは、気づくのが遅れて、追手を差し向けるまでに時間が掛かったのでしょう。
保育園から家までは、大人の足で歩いて10分は掛かりません。それくらいの距離なら、幼児にだって、走っていけます。なにしろ必死ですから、走りに走って、家に辿り着くまでは、それこそ、息もつけません。
保育士さんが追いかけて来ないのを家の玄関のところで確かめて、ここで、はたと考えます。
“このまま家に入れないなあ”
自分には、家に入る資格はないんだ、とか、そんな殊勝な考えを持ったわけではありませんが、このまま家に入って・・・母親が帰って来て・・・母親に、自分が家にいるところを見つけられたら、なんて言い訳しようか・・・
それに、家にいたら、保育士の先生が探しに来たときに、すぐに見つかってしまうな・・・
どこかに隠れていなくちゃならないなあ。ってことで、物置の中で、夕方までの時間をやり過ごすことにしました。
そのうち、電話は鳴る、母親は帰って来る、保育士さんが何度も探しに来る、で、家中、てんやわんやの騒ぎになります。幼児が隠れる場所など、すぎに見つかりそうなものですが、そのときは、なかなかみつかりませんでした。それだけ、私も必死でしたから。
保育士の先生には、心配も掛けましたし、余計な仕事を増やして、いま、考えると、本当に迷惑を掛けて申し訳なかったな、と、素直に反省することが出来るのですが・・・